正確にはドイツのノルディックスキーチーム。
ジャンプ・クロスカントリー・ノルディック複合の選手&役員の方々が競技開始約1週間前から、
入れ替わりでオリンピックが終るまでご宿泊。
ドイツチームの宿泊の依頼が来たのは前年の夏頃です。
近畿日本ツーリストのオリンピック担当の方からお話しを頂きました。
実は依頼を受けた際に、最初は断りました。
ドイツのジャンプチームはワールドカップチャンピォンや世界選手権でメダルを取ってる選手がいっぱい。
そんなメダル候補のチームを受け入れる重責に耐えられないと思ったからなんです(汗)
しかし、詳しく話したら食事はチーム帯同のコックが来るから大丈夫とのこと。
でも期間中は観戦に来る一般のお客様や、スキーに来るお客様がいるから
その人達の食事は、当館のコックさんが作らないといけないし、
厨房をドイツに貸切にできないから、やはり難しいという話になりました。
後日ドイツチームから予想外の回答が。チーム以外のお客さんの食事も作るから泊めて欲しいとのこと。
思いもよらない回答だったのですが、それなら大丈夫か。と思い仮契約。
秋にはドイツチームの責任者の方が下見。そして正式に契約となりました。
年が明けてオリンピック開幕1週間前、チーム関係者の2人が先乗りでお越しになりました。
そこで初の詳細の打ち合わせです。
ドイツ人は細かいというイメージがあったので、詳細の打ち合わせは来てからというのが驚きでしたが(笑)
最初の打ち合わせでコックは来ないと驚愕の新事実が!
コックが帯同するのはアルペンスキーチーム。
こっちは天地が逆さまになるかのようにビックリしました。
食事メニューについては全く考えてなかったので、コックさん含め大焦りです。
当時、他国のメダル候補達が泊まるホテルから聞いてたのは、
「調味料はこれでないとダメ。」「シリアルは無農薬の△△」等と銘柄まで指定してくるとのことだったので、
ドイツ人なら厳しいリクエストがあるんだろうなと思いました。
とにかくダメだし覚悟で、一度食事をしてもらってから打ち合わせということになりました。
食事後のドイツチームからのメニューに加えて欲しいモノなどのリクエスト
~朝食~
牛乳(低脂肪とか指定なし)
シリアル(銘柄指定なし)
チーズ(チーズであればなんでもいい)
フルーツ(バナナやリンゴがあれば最高)
以上の4つをリクエスト
~ランチ~
通常の営業で出してるものでOK
~夕食~
通常の営業で出してるものでOK
スポンサーから飲み物の提供があるので、それは夕食時レストランで飲ませて欲しい。
リクエストをOKしたらあとは全てノープロブイレム。銘柄のメニューの指定は全くありませんでした。
そんなに簡単なリクエストで本当にいいの???
こんな感じでオリンピックが始まりました。
他にエピソードはあるのですが、ここでは長くなるので、続きが気になる方は支配人に聞いて下さいね(^^)